こどもの、一生もの。「こども包丁」が第20回キッズデザイン賞を受賞しました

こどもの、一生もの。「こども包丁」が第20回キッズデザイン賞を受賞しました

ASAGOTAKESHI

小さな手で包丁を握り、食材を切る。

大人にとっては日常の一場面でも、こどもにとっては、「自分にもできた」と感じられる特別な経験かもしれません。

このたび、Somaéでお届けしている「こども包丁」が、第20回キッズデザイン賞「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」を受賞しました。

本製品は、Somaéの母体である兵庫県三木市の刃物ブランドFEDECAから生まれた包丁です。キッズデザイン賞では、「FEDECAのこども包丁」の作品名で受賞しています。

Somaéではこの包丁を、ミニマル包丁corebaccaの原点となった「こどもの、一生もの。」としてお届けしています。


料理は、「自分でできた」を増やす時間

食材を選ぶ。
包丁を握る。
自分の手で切り、料理をつくる。

料理には、こどもの「やってみたい」を「できた」に変える、小さな経験が詰まっています。

自分で切った野菜が食卓に並ぶこと。家族から「おいしい」と言ってもらえること。使った道具を洗い、元の場所へ片づけること。

その一つひとつが、食べるものを自分で整える力や、暮らしに参加する喜びにつながっていきます。

Somaéが掲げる「キッチンを、アトリエに。」という言葉には、台所を単に料理をこなす場所ではなく、手を動かし、工夫し、何かを生み出す場所にしたいという思いがあります。

それは、大人だけのものではありません。

守るだけではなく、一人の使い手として


「こども用の包丁は、切れないほうが安全」

そう思われる方もいるかもしれません。

しかし、切れにくい包丁は、食材を切るために強い力が必要になり、刃が滑ったり、無理に押し込んだりすることがあります。

だから「FEDECAのこども包丁」は、こども用だから切れなくするのではなく、道具としてきちんと機能することを大切にしました。

刃には、本職向けの和包丁にも使われる安来鋼・銀紙三号を採用。トマトやきゅうり、果物などにも刃が入りやすく、必要以上に力を入れずに切ることができます。

そのうえで、刃先と刃元には丸みを持たせ、ハンドルを刃より高い位置に設計。小さな手でも握りやすく、指がまな板に当たりにくい「ハイグリップ構造」を採用しています。

もちろん、本物の刃物である以上、大人がそばで見守りながら、正しい使い方を一緒に学ぶことが欠かせません。

こどもをただ危険から遠ざけるのではなく、一人の使い手として信じ、扱い方を伝えること。

それも、この包丁のデザインの一部です。

 

親子で、それぞれの小さな包丁を

実は、Somaéのミニマル包丁corebaccaは、このこども包丁から生まれました。

こども包丁を大人が使ってみると、果物を切るときや、お弁当の下ごしらえ、少量の野菜を整えるときなど、毎日の小さな調理に驚くほど使いやすいことが分かりました。

「今の暮らしには、この小ささがちょうどいいのではないか」

その気づきから、刃先と刃元を大人の調理に合う形へ発展させたものがcorebaccaです。

こどもには、はじめての一本を。
大人には、毎日の一本を。

同じ台所で、親子がそれぞれの小さな包丁を使う。

料理を教える側と教わる側に分かれるだけではなく、同じ食卓をつくる使い手として並ぶ。Somaéは、そんな親子の風景を描いています。

こども用で、終わらない


こどもが成長したあとも、この包丁は果物や朝食、少量の食材を整えるためのコンパクトな包丁として使い続けられます。

さらに、丸く仕上げた刃先を尖らせ、丸みのある刃元を加工して「あご」をつくることで、大人向けのcorebaccaの形へアップデートできます。

この形状変更も、Somaéの無料刃研ぎサービスの範囲内で承っています。

新しい包丁へ買い替えるのではなく、はじめて料理をした一本を、そのまま大人の包丁へ育てていく。

木製ハンドルについた小さな傷や色の変化も、その人が料理を覚えてきた時間の一部です。

こどもの「はじめて」から、大人の毎日まで。

一本の包丁が、使う人の成長とともに役割を変えながら、暮らしに寄り添い続けます。

※corebaccaへの形状変更をご希望の場合は、刃研ぎのお申し込み時にご相談ください。作業料は無料です。送料はお客様にご負担いただいております。

 

買って終わりではなく、使い続ける道具へ

どれほどよく切れる包丁も、長く使えば少しずつ切れ味が変化します。

Somaéでは、切れ味が落ちたときの刃研ぎを、いつまでも、何度でも無料で承っています。ハンドルの交換や修理のご相談にも対応しています。

道具は、買ったときが完成ではありません。

使い、手入れをし、また使う。その繰り返しによって、少しずつ自分の道具になっていきます。

良いものを大切に使うことを、言葉だけでなく、自分の包丁を育てる経験から知ってもらいたい。

「こどもの、一生もの。」には、そんな願いも込められています。

受賞を、これからの暮らしへ

今回の受賞を、私たちが大切にしてきた考え方を、より多くの方に知っていただく機会にしたいと考えています。

こどもが自分の手で料理をすること。
親子が同じ台所に立つこと。
一つの道具を、手入れしながら長く使うこと。

「FEDECAのこども包丁」が、こどもの「やってみたい」と、大人の「やらせてみたい」をつなぐ一本になればうれしく思います。


「FEDECAのこども包丁」を見る
https://somae.jp/products/my-first-kitchen-knife

第20回キッズデザイン賞受賞について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000018371.html

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