Somaéの考える「ミニマルな暮らし」
浅郷剛志Share
「ミニマルな暮らし」と聞くと、
物を減らすことや、できるだけ少ない持ち物で暮らすことを思い浮かべるかもしれません。
けれど、Somaéが考えるミニマルな暮らしは、
ただ「持たないこと」ではありません。
選んだものと、長く暮らす。
それが、私たちの考えるミニマルです。
少ないことより、よく使うこと

道具は、たくさん持っていることよりも、
自然と手が伸びるものがあることの方が大切だと思います。
毎朝使うもの。
料理をするとき、無意識に選んでいるもの。
使うほどに手に馴染み、少しずつ自分のものになっていくもの。
そんな道具がひとつあれば、
暮らしは案外、豊かになります。
Somaéの「ミニマル包丁」も、そんな考え方につながる道具です。
果物を切るためだけの包丁でもなく、
ペティナイフでもない。
三徳包丁のように日々の料理で使いやすく、
それでいて、もっと小さく、軽やかに使える。
「小さいのに、結局こればっか。」
そんな存在を目指しています。
ミニマルとは、減らすことではなく、残すこと

何かをミニマルにするとき、
つい「何を減らすか」を考えてしまいます。
けれど、本当に大切なのは、
何を残すかなのかもしれません。
握ったときの心地よさ。
料理するときの軽快さ。
木の表情。
切れ味。
手入れをしながら長く使えること。
必要なものをただ減らすのではなく、
大切なものだけを、きちんと残す。
Somaéの道具づくりでも、その考えを大切にしています。
長く使うということ

新しいものを次々と買い替えるのではなく、
手入れをしながら使い続ける。
それも、ミニマルな暮らしのひとつだと思います。
包丁は、使えば少しずつ切れ味が落ちていきます。
だからSomaéでは、
包丁の研ぎ直しを、いつまでも何度でも無料で承っています。
切れなくなったら終わりではなく、
研いで、また使う。
木のハンドルが傷んだら交換する。
必要であれば修理する。
時間とともに道具が古くなっていくのではなく、
時間とともに、その人の道具になっていく。
そんな付き合い方ができたらと考えています。
暮らしに、少しの余白を
便利な道具が増え、
料理もどんどん効率化されています。
もちろん、早く、簡単にできることも大切です。
でも、料理する時間そのものを楽しむことも、
暮らしの豊かさのひとつではないでしょうか。
野菜を切る。
木の道具に触れる。
料理を盛り付ける。
そんな何気ない時間が、少し心地よくなる。
Somaéが届けたいのは、
単に便利なキッチン道具ではありません。
毎日の台所に、少しだけ余白が生まれるような道具です。
本当に使うものを、長く
たくさん持つ必要はない。
けれど、少なければいいわけでもない。
自分が本当に好きなものを選び、
何度も使い、手入れをしながら付き合っていく。
そこには、効率や便利さだけでは測れない豊かさがあります。
選んだものと、長く暮らす。
それが、Somaéの考える
「ミニマルな暮らし」です。